ドジャースとナショナルズの一戦は、MLBファンにとって忘れられない名勝負となりました。
なんとこの試合、指揮官のデーブ・ロバーツ監督が不在という異例の状況下で迎えましたが、チームは見事な逆転勝利を収めました。
大谷翔平選手は前日に死球を受けたにもかかわらず、4試合ぶりの打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献。
先発のクレイトン・カーショー投手も通算215勝目を挙げ、史上20人目の通算3000奪三振まであと8という偉業目前に迫っています。
この記事では、指揮官不在という逆境で見せたドジャースのチーム力、大谷翔平とカーショーの活躍、試合の流れやポイントを詳しく解説します。
- 監督不在でもチーム力で逆転勝利! ドジャースの結束力と冷静な判断力
- 大谷翔平、死球の影響なしで4試合ぶり打点! 試合前のブルペン入りやSNSでの神対応も紹介
- カーショー、通算215勝目! 史上20人目の通算3000奪三振まであと8の大記録目前
指揮官不在でもチーム力発揮!ドジャース逆転勝利の背景
ロバーツ監督不在の異例の状況
この試合、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は前日のパドレス戦での死球騒動により、1試合の出場停止処分を受けてベンチに不在でした。
パドレス戦では、9回にタティスJr.が死球を受け、両チームのベンチが飛び出して乱闘騒ぎに発展。ロバーツ監督とパドレスのシルト監督が退場となり、その後もパドレスの抑えスアレスが大谷翔平に160キロ超の直球をぶつけて即退場となるなど、波乱の展開となりました。
監督不在という特殊な状況下でも、ダニー・リーマンコーチが監督代行を務め、チームをまとめ上げます。
ベンチの空気感や選手たちの意識が高まる中、いかにしてドジャースが勝利を引き寄せたのか、その背景にはしっかりとしたチームワークと冷静な判断力がありました。
試合の流れと逆転のポイント
試合は初回、ナショナルズがカーショーからソロ本塁打を放ち先制します。
しかし、3回裏のドジャースの攻撃が試合の流れを大きく変えました。
キケ・ヘルナンデスの16打席ぶり安打から好機を作り、ベッツの内野ゴロの間に同点、その後ティオスカー・ヘルナンデスやアンディ・パヘスの連打で一挙3点を奪い逆転。
さらに、リーマン監督代行のチャレンジ成功も大きな流れを作り、ファンからも大きな反響がありました。
ブルペンの奮闘と守備の好プレー
先発カーショーが5回2失点で粘り、その後はコペック、ベシア、イエーツ、ドライヤーらがリードを守り抜きます。
特に7回、ベシアが2死満塁のピンチを招くも、イエーツが代打ガルシアJr.の2点適時二塁打を許しながらも、続くローのライナーをコンフォートがダイビングキャッチでアウトにし、同点寸前の危機を防ぎました。
この守備の好プレーが勝利の鍵となりました。
大谷翔平とカーショーの活躍
大谷翔平,死球の影響なく4試合ぶり打点
前日に右肩付近に死球を受けた大谷翔平選手は、試合前のブルペン投球でも大きな影響なく、予定通り「1番・指名打者」で先発出場。
第1・第2打席は四球で出塁、第3打席では4回2死三塁の場面でゴアの154キロ直球を右前適時打にし、4試合ぶりの打点を記録します。
その後は左飛や三振に倒れましたが、死球の不安を一掃し、チームの勝利に大きく貢献しました。
カーショー,通算215勝目と大記録目前
先発のクレイトン・カーショー投手は、初回にソロ本塁打を浴びるも、その後は粘りの投球で5回5安打2失点4奪三振。
今季3勝目となる通算215勝を挙げ、史上20人目の通算3000奪三振まであと8と、大記録目前に迫っています。
「完璧な内容ではなかったが、チームの勝利。ブルペンも素晴らしかったし、打線が援護してくれた」と謙虚に語りました。
チームを支えたその他の主役たち
ミゲル・ロハスが6回に3号2ランを放ちリードを広げるなど、普段は主役ではない選手たちも大きな活躍を見せました。
また、監督不在の中でのリーマン監督代行の采配や、選手同士の声かけ、ベンチの一体感も勝利の原動力となりました。
【試合の主な流れとポイント】
イニング | ドジャースの動き・ポイント | ナショナルズの動き・ポイント |
---|---|---|
1回表 | – | ロサリオがソロ本塁打で先制 |
3回裏 | キケ・ヘルナンデス安打、ベッツ同点ゴロ、ティオスカー・ヘルナンデス・パヘス連打で一挙3点逆転 | – |
4回裏 | 大谷翔平が右前適時打で追加点 | – |
5回表 | – | アダムズがソロ本塁打 |
6回裏 | ロハスが2ラン本塁打でリード拡大 | – |
7回表 | イエーツがガルシアJr.に2点適時二塁打を浴びるも、コンフォートがローのライナーをダイビングキャッチで同点阻止 | – |
9回表 | – | エイブラムズがソロ本塁打 |
まとめ
指揮官不在という異例の状況下で、ドジャースはチーム力と冷静な判断力を発揮し、ナショナルズを相手に逆転勝利を収めました。
大谷翔平選手は死球の影響をものともせず、4試合ぶりの打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献。
先発のカーショーは通算215勝目を挙げ,史上20人目の通算3000奪三振まであと8と,偉業目前に迫っています。
この試合は、ドジャースのチームワークと個々の選手の活躍、そして逆境を乗り越える力強さを象徴する一戦となりました。
MLBファンはもちろん、スポーツニュース愛好者にも見逃せない試合内容です。
今後もドジャース、大谷翔平、カーショーのさらなる活躍に期待が高まります。
コメント