【体験記】万年筆と筆ペン、私が本当に選んでよかった道具と失敗しない選び方

書道具

「自分の字がもっと好きになりたい」と思い、ペン書道を始めました。きっかけは、友人からもらった手書きのメッセージカード。あたたかみのある文字に感動し、「私もこんな字を書けるようになりたい」と思ったのです。

最初は万年筆と筆ペン、どちらを選ぶべきか迷い、文房具店で何度も試し書きをしました。この記事では、私が実際に使って感じた違いや、選び方のコツ、そして失敗談も交えてご紹介します。


これから始める方にも、すでに始めている方にも役立つ内容です。あなたにぴったりのペンを見つけて、書く楽しさを一緒に味わいましょう!

万年筆と筆ペンの違いとは?それぞれのメリット・デメリット

私がペン書道を始めたとき、まず感じたのは「万年筆と筆ペンは似ているようでまったく違う」ということ。実際に使い比べてみて分かった、それぞれの特徴をまとめます。

万年筆の特徴とメリット・デメリット

初めて万年筆を使ったとき、思った以上にインクが紙ににじみ、手も机もインクまみれになってしまいました。ですが、何度か使ううちに「自分の力加減で線の太さや濃淡が変わる」ことが楽しくなり、気づけば毎日手紙を書くのが日課になりました。

インクの補充やペン先の手入れは最初は面倒でしたが、今ではその時間も万年筆と向き合う大切なひとときです。


一方で、インクの補充やペン先のメンテナンスは最初は面倒に感じるかもしれません。私も何度かインク漏れで手や机を汚してしまいましたが、それもまた万年筆ならではの「味」だと今は思っています。

万年筆のメリット万年筆のデメリット
表現力が高い価格が高い
インクの種類が豊富メンテナンスが必要
長く愛用できる慣れが必要

たける
たける

万年筆は自分の成長とともに書き味が変わるのが面白いですね。

やまとひめ
やまとひめ

インクやペン先を変えることで、作品の雰囲気も大きく変わります。

筆ペンの特徴とメリット・デメリット

筆ペンは、私にとって「とりあえず始めてみる」ための最良の道具でした。コンビニで買った300円の筆ペンを使い、毎日5分だけ練習。気軽に使えるので、失敗してもすぐに新しいものに交換できる安心感がありました。

ただ、長く使うと穂先が割れてしまい、思ったような細い線が書けなくなったことも。そんな時は、思い切って新しい筆ペンに買い替え、気持ちもリセットしています。


ただ、穂先の耐久性や繊細な表現力は万年筆にやや劣ります。私の場合、長く使っていると穂先が割れてきて、線が太くなりすぎることもありました。でも、気軽に買い替えられるので、あまり気にせず使えます。

筆ペンのメリット筆ペンのデメリット
価格が安い表現力はやや限定的
手軽に使える穂先の寿命が短い
持ち運びが便利繊細な表現は難しい

たける
たける

筆ペンは毎日の練習に最適。気兼ねなく使えるのが嬉しいです。

やまとひめ
やまとひめ

外出先や旅先でも、筆ペンならすぐに作品が作れるのが魅力です。

万年筆と筆ペンの選び方

私自身、いろいろなペンを試しながら「自分に合った一本」を探してきました。ここでは、実体験をもとに選び方のポイントをお伝えします。

予算別の選び方

最初に気になるのはやっぱり「価格」。私も最初は安い筆ペンから始めて、徐々に万年筆にステップアップしました。

私は「続けられるか分からない」と思い、まずは安い筆ペンから始めました。一週間ほど毎日練習してみて、「もっと表現の幅を広げたい」と感じたときに、思い切ってパイロットのカクノという万年筆を購入。実際に両方使ってみて、練習には筆ペン、作品づくりには万年筆と、自然に使い分けるようになりました。

自分のペースで段階的にステップアップできたのが、長続きした理由だと思います。書道やペン書道にハマったら、万年筆に挑戦してみるのも良いでしょう。

価格帯万年筆筆ペン
低価格3,000円前後100〜500円
中価格5,000〜10,000円500〜1,500円
高価格20,000円以上2,000円以上(特殊モデル)

たける
たける

最初は筆ペン、次に万年筆と段階的に挑戦するのが無理なく続けられました。

やまとひめ
やまとひめ

万年筆は一生モノ。最初は慎重に選ぶのが大切です。

用途別の選び方

私の場合、練習用には筆ペン、作品制作や贈り物には万年筆を使い分けています。

  • 練習用:筆ペンで気軽に毎日練習
  • 作品制作用:万年筆で個性的な表現を追求
用途万年筆筆ペン
練習
作品制作
持ち運び

たける
たける

使い分けることで、練習も作品作りも効率よく進められます。

やまとひめ
やまとひめ

場面ごとにペンを変えると、表現の幅が広がります。

スキルレベル別の選び方

私も最初は筆ペンから始めて、書くこと自体に慣れてきた頃に万年筆に挑戦しました。

  • 初心者:筆ペンで基本を身につける
  • 中級者以上:万年筆で表現力を磨く

スキルレベル万年筆筆ペン
初心者
中級者
上級者

たける
たける

筆ペンで基礎を固めてから万年筆に挑戦したことで、スムーズに上達できました。

やまとひめ
やまとひめ

万年筆は表現の幅が広いので、飽きずに続けられます。

万年筆と筆ペンの実践的な使い方

私が実際に練習して気づいた、ペンごとのコツやポイントを紹介します。

万年筆の効果的な持ち方と書き方

万年筆は、ペン先が紙に対して約45度になるように持つのがコツです。最初はゆっくりと線を引き、筆圧を意識して練習すると、だんだんと自分の「書き癖」が分かってきます。


私も最初はインクがにじんだり、線がガタガタになったりしましたが、紙やインクを変えてみることで劇的に書きやすくなりました。

たける
たける

持ち方を少し変えるだけで、文字の印象が変わるのが面白いです。

やまとひめ
やまとひめ

紙やインクとの相性を試すのも、万年筆の楽しみのひとつです。

筆ペンの穂先の扱い方と表現テクニック

筆ペンは、穂先の角度や筆圧で線の太さが変わります。私は、最初は細い線ばかり練習していましたが、太い線や「かすれ」も意識するようになってから、作品に表情が出るようになりました。


また、穂先の弾力を活かしてリズミカルに書くと、筆ペンでも意外とダイナミックな表現ができます。

たける
たける

紙やインクとの相性を試すのも、万年筆の楽しみのひとつです。

やまとひめ
やまとひめ

穂先のコントロールを覚えると、書くのがどんどん楽しくなります。

万年筆と筆ペンを使う上での注意点

私も何度か失敗しましたが、ペンのメンテナンスやインク選びは本当に大切です。

万年筆のインクの選び方とメンテナンス方法

万年筆は、インクの種類で書き味や発色が大きく変わります。私も最初は純正インクしか使いませんでしたが、慣れてきたら他社製インクにも挑戦。新しい色や書き心地に出会うたび、書くのがもっと楽しくなりました。


また、定期的な洗浄やペン先の手入れを怠ると、インク詰まりや書き味の低下につながります。私は月に一度、必ず分解して水洗いしています。

たける
たける

メンテナンスを習慣にすると、万年筆が長持ちします。

やまとひめ
やまとひめ

インク選びで作品の雰囲気が変わるので、色々試すのが楽しいです。

筆ペンの適切なメンテナンス方法

筆ペンは、使い終わったら穂先を水で軽く洗い、形を整えて乾燥させるだけ。私は、穂先が割れてきたら早めに新しいものに交換しています。
ちょっとした手間で、書き味が長持ちします。

たける
たける

こまめな手入れで、筆ペンも長く使えるね。

やまとひめ
やまとひめ

穂先の形を整えることで、毎回気持ちよく書けますね。

よくある質問と回答(Q&A)

万年筆と筆ペン、どちらを選べばいい?

私の経験上、最初は筆ペンで気軽に始めて、書くことに慣れてきたら万年筆に挑戦するのがベストです。どちらにも良さがあるので、両方試してみるのがおすすめです。

おすすめの万年筆や筆ペンはありますか?

私が使って良かったのは、万年筆なら「パイロット カクノ」や「プラチナ プレピー」。筆ペンなら「ぺんてる 筆ペン中字」や「呉竹 筆ごこち」です。どれも手軽に始められて、初心者にもおすすめです。

ペンの種類おすすめモデル
万年筆パイロット カクノ、プラチナ プレピー
筆ペンぺんてる 筆ペン中字、呉竹 筆ごこち

初心者でも使いやすいペンはありますか?

はい。上記のおすすめモデルはどれも扱いやすく、私も最初はこれらから始めました。まずは気軽に試してみてください。

たける
たける

初心者用モデルでも十分楽しめました。

やまとひめ
やまとひめ

手軽に始められるので、まずは使ってみるのが一番です。

まとめ

最初は「本当に自分に合うペンが見つかるのか」と不安でしたが、実際に使い比べてみることで、書くこと自体がどんどん楽しくなりました。

自分がどんな場面で書きたいかをイメージしながら、まずは筆ペンで気軽に始めてみる。そして、慣れてきたら万年筆にも挑戦する。そんなステップで、書くことがきっとあなたの毎日の楽しみになるはずです。

私自身、ペン書道を始めてから「書くこと」が日々の楽しみになりました。万年筆も筆ペンも、それぞれに個性があり、使うたびに新しい発見があります。


最初は迷って当然。でも、まずは一歩踏み出してみることが大切です。この記事が、あなたの「書く楽しさ」のきっかけになれば嬉しいです。ぜひ、あなたも自分だけの一本を見つけて、ペン書道の世界を楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました